今回、仕事の都合で一時帰国しました。
プーケットから入国した時のレビューは前回の記事をご覧くださいねー!
3月からまた規制緩和されますが、二転三転するコロナ禍での日本帰国、2月時点での様子を、レビューしていこうと思います!
リアルな現場を、辛辣…あ、や、ピュアに綴っていきます!
日本一時帰国のための事前準備(2022.2現在)
日本への帰国は、タイ入国時と違って用意するものが少ないのは嬉しいところ。
Thailand Passのような入国許可等も、今のところ無い。
事前のWEB手続きについては、ほとんど待ちもなく、結果連絡も早い。
さすが、ジャパン。
① 出国前72時間以内のPCR検査陰性証明書(日本政府指定フォーマット)
今回の帰国フライトは、話題のZIPAIR。
タイ入国時はSQだったので「48時間以内の陰性証明」だったが、ZIPAIRは「72時間前」でOK。
今回、帰国用PCR検査で利用したのは、バンコクのBTSトンロー駅から徒歩17分(タクシー・バイタクを心から推奨!)みんな大好きサミティベート病院スクンビット。
一度行ってみたかったので、楽しみにしていた。
費用が安い訳ではないが、安心感すごかったのでイープンがこぞって利用するのも納得。
こちらの病院は、日本政府指定フォーマットの用意があるので、ここも高ポイント。
実際に発行してもらった陰性証明書がこちら↓
サミティベートでのPCR検査レビューは、別記事で詳しく綴っていこうと思います!
② ホテル待機に関しての誓約書
2月いっぱいは、まだ待機ホテルは健在。
タイの場合、日本到着後は3日間(到着日の翌日が1日目とカウントされる)がホテル待機となる。
その為の誓約書を日本の空港で提出しなければならないのだが、事前に印刷して記入していくと当日の手続きがスムーズになるのでオススメ。
3月~は不要の為、これから一時帰国される方には関係ないかもしれないが、備忘録という意味でも念のためアップしておきたい。
③ 健康確認・位置情報確認アプリのダウンロード
これは日本帰国時に空港でダウンロードする事も可能だが、私は事前にダウンロードして初期登録まで済ませていたので、当日はとても時間短縮になった。
タイ国内では上手くダウンロードできなかったというエピソードも耳にしたので、出発前日本にいるうちに済ませておくと念のため安心かもしれない。
アプリをダウンロード出来るスマートフォンをお持ちで無い方は、貸出サービスを利用しなければならないとの事。
ガラケーユーザーやご高齢の方は、ちょっとネック…?
必要なアプリは、以下の3つ↓
④ 健康フォローアップの為の質問票(WEB回答)
ホテル隔離、及び、自主隔離期間(タイからの帰国の場合は合計7日間)の健康フォローアップを目的とした質問表で、WEB上で回答できるようになっている。
個人情報の登録、健康状態の入力etc…必要事項を全て入力して送信する。
不備がなければ、すぐに申請が完了し、QRコードが表示される。
こちらのQRコード画面の表示は一度のみなので、印刷するか、スクショするかで保存する必要がある。
このQRコードを、到着空港で提示する必要があるのだが、私は帰国日前日にタイでWEB回答を済ませていたので、帰国時はすごくスムーズに手続き出来た。
その場で登録されている方もたくさんいたが時間がかかっていたようなので、やはりこれも事前に用意しておく事をオススメする。
⑤ 入国前検疫WEB手続き「Fast Track」の事前登録(KIXのみ)
2022.2.7より、関西国際空港から日本に入国する場合のみ、試験導入されているシステムで、検疫手続きをスムーズに行う事を目的としている。
今回、私は成田空港から入国したので必要なかったが、説明も分かりやすいのでKIX利用の方は是非WEBサイトをチェックしてみて欲しい。
タイ入国に比べると、準備も少し楽だった印象。
WEBで完結できるものが多く、結果を待つ時間もほとんど無いので、そこも嬉しいポイント!
前回記事「プーケットサンドボックスを利用してタイ入国してみた!」と
比べてみると面白いね!ぜひ比較して読んでみてください!
それでは、実際に日本に帰国した時の様子を見てみましょう!
レビューSTART!!
Part 1:バンコク・スワンナプーム空港(2022.2時点)
今回はスワンナプームから出発。
空港内は思ったより人が多かった。
フライトに関しては、遅延やキャンセルされているフライトが多かったように思う。
「検疫法第12条の規定に基づく質問」は1枚ぺらの書類で、機内で書くように言われる。
~Eiileの豆知識~
座席指定に追加料金のかかるLCCのは、あえて座席指定はしないのがEllie流。
WEBチェックインを早めにする&早めにチェックインカウンター(自動券売機)へ行けば、無料で結構良い座席に座れる事が多いよ。
空いている事が明白な現状の日本帰国便にはうってつけ!
予約時と同クラスであれば、当日にリクエストを聞いてもらえる事が多いよ。
特に人が少ないフライトであれば、よりワガママを聞いてくれる可能性が高くなるかも!
Part 2:ZIPAIR機内
帰りはバンコクからの直行便だったので、気持ちも楽。
ほぼ貸し切り状態の機内は静かで、盛大に爆睡した。
日本まで、あっという間。
機内で、マスク&除菌シートのサービスもあった。
さすがジャパン。
Part 3:成田国際空港
成田空港についてからの大まかな流れは下記のようになる↓
結果からお伝えすると、成田空港での諸々の所要時間が一番長く、本当に疲労困憊した。
1つ確認しては待機…また1つ確認しては待機…の繰り返し。
もうこの日は空港から出られないのかと思ったわ。
細分化されているシステムは素晴らしいのだが、正直それが裏目に出ているような印象も受けた。
まさに、「ジャパンらしさ」。
現状の水際対策(外国人はいない、日本人もめちゃくちゃ人が少ない)の中でもこれだけ時間がかかるのであれば、通常に戻ったらどうなるのか…想像しただけで震える。
私の到着タイミングの問題だった可能性も高いが、日本帰国時は多少時間がかかる事を念頭に置いておいた方が良いかもしれない。
特にお子様連れの方は大変だと思う…!
Eiile が帰国した際も赤ちゃんを連れたママさんがいたのだが、待機時間に赤ちゃんがぐずったりして本当に大変そうだった…(涙)
3月から規制緩和されて、長時間待つことになる空港オペレーションが改善されることを願う(切実)
それでは、成田空港での様子を細かく説明していくよー!
① 降機してすぐの到着エリア
スタッフが、この3点が揃っているかを確認します。
事前に用意しておいたら、先に案内してもらえたよ!
② 健康状態・滞在ホテル調査
「検疫所宿泊施設登録書」と「PCR検査用キット」をもらい、次のブースへ。
ご家族やお子様連れで、シングル以外の広いお部屋を希望する事も出来ます!
その場合は、用意に少し時間がかかるとの事でした。
③ PCR検査会場
一人一人ブースに分かれていて、先ほどもらったPCR検査キットを使って唾液を提出。
これ、本当に何度やっても苦手。
よくある「梅干しとレモンの写真」ここにも貼ってありました!
④ アプリの説明
次に、ホテル待機&自主隔離中に対応しなければならないアプリ(3種類:mySOS、COCOA、Google map)の説明がある。
ここで説明を受けながらインストールしている方も多くいたが、Ellieは事前にインストール&初期登録をしていたので超スムーズで、ここでも順番を飛ばして先に案内してもらえた。
アプリに登録した番号とメールアドレスが間違っていないか、この場で実際にテストメールを送るなどして確認されます。
虚偽の申告が無いか、何度も聞かれたね!
逃げないように確認されるのかな(笑)
⑤ WEB質問票QRコード確認
次のカウンターで、事前にWEB回答しておいた質問票のQRコードを確認される。
コンビニなどにあるQRコード決済の機械と同じような感じで、ピッと読み込む。
所要時間2分(笑)
⑥ PCR結果待ちエリア
ここまで終わると待合スペースに連れていかれ、PCR検査の結果を待つように言われる。
座席は一つ置きに番号が振ってあり、先に来た順に座る。
機内を降りてから飲まず食わずなので、ここで水分補給…。
降機したのは最後の方でしたが、事前準備をしていったおかげでここには一番乗り!
⑦ Immigration(入国審査)・荷物ピックアップ・税関
PCR検査の結果が出ると、スタッフが迎えに来てくれる。
Ellieが呼ばれるまでは、1時間15分かかった。
ここでの待ち時間が一番長かった~(涙)
「もう、ここで良いから寝かせてくれ」と思っていました。笑
結果は無事に陰性。
このような証明書をもらう。
後ほど、Immigtrationで提出するので無くさないように注意。
その後は通常通り、入国審査、荷物ピックアップ、税関、到着ロビーへと進んで行く。
ここまでのトータル所要時間は2時間20分でした!
待ち時間が多くて、ちょっと体力的に辛かった…
ようやく、待機ホテルへ
他フライトで到着したお客さんも併せて、待機ホテルへ移動。
移動時間は15分ほどで、成田空港すぐ近くのホテルへ。
やはり皆さんお疲れモードだったようで、短時間の移動でしたが寝ている方も多数。
ホテル到着後に、食事や過ごし方の説明を受け、自分の部屋で一息付けたのは空港出発してから30分後だった。
飛行機を降りてからは約3時間後。
なかなか疲れたが、水際対策のリアルな現状を体験できたので良しとしよう。
水際対策自体については言いたい事はたくさんあるけど、早朝から対応してくれているスタッフの皆さんへ感謝!
まとめ
3月からは規制が緩和されるので、要所要所の対応が若干変わってくるかもしれない。
(というか、変わってくれる事を切実に願う)
トータルの所要時間も、もちろん短縮されるだろう。
僕たちも、規制緩和されてから一時帰国したかったよね~!
ほんとよねー!仕事の都合だから仕方ないけど…。
この記事が、一人でも多くの困っている方に届いてくれることを願っている。
A big thank you to all who read through!
written by Ellie & Tio
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